
園長ご挨拶

はじめまして。2020年4月に園長に就任した神戸洋子です。
昭和38年以来の伝統ある白根幼稚園、地域の皆様に寄り添いつつ子どもたちの情操を慈しみ育んできた幼稚園を、前理事長園長の意思を引き継がせていただくことになりました。
子どもは、ぞうぞうりょく(想像力、創造力)にあふれています。そして、その力は仲間と共有することで幾倍にも膨らみます。子どもは遊びの達人です。「思い切り遊ぶ」「自分で考え行動する」「共同で創りあげる」活動を通して先生たちと一緒に子どもたちの豊かな感性、自立心、思考力を育んで参ります。一入ひとりの子どもが根っこの部分で愛され、受け入れられ、認められる経験を大切にしています。それが人を信じる力となり、次世代を担う生きる力となることを信じています。
神戸洋子(かんべようこ)
幼稚園教諭、保育園保育士の現場経験を持ち、絵本、児童文学、子ども学の研究者であり、素話の語り手でもある。東洋英和女学院短期大学専攻科卒業、玉川大学卒業、白百合女子大大学院博士課程満期修了。職歴は埼玉純真短期大学講師2年ののち、帝京科学大学教授(西東京キャンパス子ども学科および千住キャンパス児童教育学科の立ち上げ)、池坊短期大学教授(幼児保育学科の立ち上げ)を経て、YMCA三条保育園園長(保育園立ち上げ)に携わる。2020年4月当園園長に就任。著書「絵本の読み聞かせ基本の基」(単著)『新・知りたいときにすぐわかる幼稚園・保育所・児童養護施設実習ガイド』(共著)『絵本から学ぶ子どもの文化』(共著)『幼稚園教育実習』(共著)『大学生の常識67-マナー編②』(共著)編集『新・保育内容シリーズ4言葉』『サハラの熱い風』ほか多数。
幼稚園教育要領の改訂に対応
2018年度に幼稚園教育指導要領が改訂され、同時に小中学校の学習指導要領も改訂されました(詳しくは文部科学省のホームページをご覧ください)。従来のように知識を高める能力だけを身につけても、知識を蓄えたり物事を処理することはAI(人工知能)には敵いません。必要なのは「自分の力を活かす力」です。時代が変わっても対応できる力を身につけていける礎を就学前教育で築くことが大切だと考えています。
What to learn?からHow to learn?へ

教育の視点が
「何を学ぶか?(What to learn?)」から
「どのように学ぶか?(How to learn?)」へ
と大きく変わります。
「学び方を学ぶ」ことで能力を自分で高められる力を身につけていきます。
teachingからlearningへ

教育スタイルが
「先生が教える(teaching)」から
「子供達が自分で学ぶ(learning)」へ
と大きく変わります。
子どもが年齢に応じた能力を獲得出来るように導いていきます。